リサイクル率82.6%の秘密を探る「OSAKINI ツアーズ」β版をオンラインで開催しました
サーキュラーヴィレッジ・大崎町が、どのような取り組みを行ってきたのかをご紹介するオンラインプログラム「OSAKINI ツアーズ」。動画や写真を交え、臨場感をもって学べるツアーとして第2回目を開催しました。
今回は、大崎町役場住民環境課の松元昭二さんをゲストに開催しました。
本ツアーは、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、町内への視察の受け入れを停止している間に、大崎町の取り組みを少しでも多くの方にご紹介できるよう、開始したプログラムです。
オンライン上でも大崎町の取り組みを体感し、学べるコンテンツとして生配信をおこないました。
ツアーの概要
開催日時
9月3日(水)14:00〜15:30の90分間
形式
Zoomウェビナーで、30人を対象に実施
ツアーの行程
(1)まちの概要のご紹介
(2)「大崎システム」と呼ばれるリサイクルの取り組みについて
(3)すべての始まりの場所、埋立処分場へご案内
(4)一体どんな生活をしているの?大崎町民の自宅へ潜入!
(5)これが大崎の日常風景。ごみステーションを見てみよう
(6)循環を体感できる「有機工場」ってどんな場所?
(7)ごみも住民も大集合!月1回の資源ごみ回収日に出陣!
(8)資源の交差点「そおリサイクルセンター」の“出荷”風景を見学
(9)サーキュラービレッジ・大崎町のこれからについて
(10)一緒に考えよう!Q&Aタイム
満員御礼で迎えた当日。大崎町のごみ分別のリアルをご紹介
大崎町役場住民環境課・環境対策係の松元さんに登壇いただいたおかげで、参加者のみなさんからたくさんの質問をいただきました。
私自身は、大崎町に移住して4ヶ月程度ということで、違う地域から来た感想、実際に大崎町で分別をし始めての感想もお話しさせていただきました。
なかでも今回は、カップ焼きそばを実際に開封して、どんなものが入っているのか、どんなごみになるのか、分別する際には小袋も綺麗に細かく洗うこと等も説明させていただきました。参加者のみなさんにも、大崎町の分別に対して、より自分ごととして触れていただけたように感じます。
また、大崎町役場住民環境課・環境対策係の松元さんに登壇いただいたおかげで、たくさんの質問をいただきました。
質問例
Q1.生ごみの堆肥化を行う有機工場の施設はどれくらいの広さ?
A1. 施設を作る前に住民分の生ごみの量を調べた上で施設を作り、実際は1ヘクタール程度。
Q2. リサイクルを始めるためには住民の協力が不可欠ですが何が一番大変だったのか?
A2. 町のリーダーに行政のかかえる問題を共有し、住民自らが動かなければならないという危機感を持っていただくということに重きを置いた。
住民、行政、企業と立場は違いますが、結局みんな同じ大崎町の住民、自分たちの町を守っていかなければいけないという気持ちが一緒なことが大切だなと思いました。
これからも他の地域からきた意識も忘れず、大崎町の色んなことに気づく感覚を忘れずに伝えていきたいと思います。
(文・広報担当 中垣るる)