大崎町で第4回「OSAKINI Cafe」が開催されました

OSAKINI Cafe

大崎町SDGs推進協議会(以下、協議会)では、循環型社会の実現のため、大崎町や未来の社会に必要な評価・研究・実践を科学的知見から行うプロジェクトである「サーキューヴィレッジラボ」を展開しています。 

7月1日、ラボが主催している「OSAKINI Cafe」の第4回目を実施しました。「地域の事業者がすぐ始められる環境配慮型ビジネス」というテーマで、宮崎大学地域資源創成学部の土屋有准教授をお招きし、参加者のみなさんと一緒にお話を伺い、テーマについて考えました。

「OSAKINI Cafe」とは

様々な分野の研究者や専門家の方々と、大崎町の住民の皆様が、カフェのような感覚で、大崎町の一歩先の未来の姿をともに考え、意見交換をする月に1度のイベント。

半年間の定期開催を通じて、実現したい未来のイメージを共有するとともに、実現に向けて協働できるネットワークを広げることを目的とした場です。

ラボの所長である大岩根 尚さんが店長を、協議会のスタッフが店員を勤め、毎回ゲストをお招きして開催します。

当日の様子

今回、参加者の方々のうち数名は鹿児島県外からもお越しいただきました。

冒頭のチェックイン(自己紹介)では、大崎町の取り組みについて学んで自分のまちに持ってかえりたいという意見が聞かれ、近隣地域からも注目度が高まっていることを感じました。

ゲストの土屋先生。大雨警報の発令により急遽オンライン登壇に切り替えた

今回のゲストの土屋先生は、現在は宮崎大学地域資源創成学部に在籍されていますが、元々は有名IT企業の取締役としても働いていた異色の研究者です。マーケティングがご専門で、購買行動と環境意識に関する調査を昨年度大崎町で実施くださいました。

まず最初は、土屋先生からの調査結果の共有です。

大崎町民は、排出するごみの量への意識については、比較した地域と比べて大きくないという結果が出ました。他方、プラスチックや包装に関しては、他地域に比べ洗う手間を考えながら買っているということがわかりました。

それを踏まえ、もし大崎町で今後モノを売る場合は、ごみ分別の際に洗わずにすむ素材や汚れが落ちやすい工夫など、洗う手間がかからないという具体的な便益を示唆することが、売上向上につながるのではないかと、土屋先生から考察をいただきました。

参加者からは「確かに洗う手間はない方がありがたい」「分別や洗浄が、その先どういうことにつながっているのかがわからなかった。ごみ処理場などを見学することで、自分達の手間が何につながっているのかわかると、よりリサイクルの意義がわかって良いのでは」という意見が出ました。

参加者どうしの対話では、「電力自給の取り組みを以前住んでいたまちでは行っていて、自分達の生活に必要なものを自分たちで生み出していく力をつけたい、と思っていた。住民自治の取り組みとして、大崎町のリサイクルに興味がある。」といった話がありました。まさにSDGs12のゴール「つくる責任・つかう責任」につながる、自分の使ったものや自分たちの出したごみに責任を持つ、という話だと感じ、改めて大崎町の取り組みの重要さを感じる発言でした。

参加人数は約10名とこじんまりとした会でしたが、そのぶん土屋先生や大岩根所長との質疑応答が活発に行われ、終始熱量の高い会となりました。

参加者の方々の感想

町内や町外の方と話せてよかった。自分たちの生活様式がビジネスにつながるチャンスになると思った

町民の皆さんの生の声が参考になりました。「リサイクルや分別があたりまえ」レベルになるってすごいことですが、それに町民の皆さんが気づいていないのが印象的でした

食品メーカーに携わっているため、ごみにならない包装資材を開発したい!です

大雨予報で足元が悪い中、お越しくださった皆様、ありがとうございました!

(文・広報PR担当 立花実咲・井上雄大)

当日の様子をグラフィックレコーディングでも!

プレスリリース

【日程変更】最前線で活躍する研究者や有識者と、14回リサイクル率日本一を達成した大崎町の住民がこれからの循環型社会について気軽に語らう月1イベント「OSAKINI Cafe」第4回は7/1(土)開催

クレジット

登壇

宮崎大学地域資源創成学部 准教授 土屋 有様

アーカイブ

グラフィックレコーディング:  大保 拓弥(パッション)様

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